卵巣で発症したがん

病院

卵巣がんは、初期症状の出てこないがんです。しかし卵管や子宮に転移していない早期に発見できれば、治療は卵巣のみの摘出で済みます。5年後生存率も高めですし、2つある卵巣のうち片方のみが摘出される場合には、その後妊娠することが可能です。そのため多くの人が、早期発見のための定期検診を受けています。

原因を把握する

病棟

十二指腸がんの発症原因は十二指腸にできるポリープの悪性化です。そのため、ポリープができやすい人は定期的に検診を受けることをおすすめします。また、症状は初期はあまり出ないですが、進行してくると吐き気や腹痛があらわれます。治療方法は外科療法、薬物療法、放射線療法があります。

がん細胞の腹膜転移

看護師

腹部の臓器を保護する腹膜が炎症を起こすと、腹水が溜まって命にも関わります。がん細胞の腹膜転移で起きる炎症のことを癌性腹膜炎と言い、従来は有効な治療法がありませんでした。腹水には必要な栄養素も含まれており、大量に抜くと衰弱を招くのです。腹水濾過濃縮再注入という新しい技術の開発でその常識も覆されました。

負担の軽い脊椎固定術

医者

椎間板損傷による腰痛

高齢者の多くは腰痛を持病としています。年を取ると筋力が衰えるため、背骨や腰椎にかかる負担も大きくなるのです。腰痛の原因はさまざまですが、中でも椎間板が変形したり損傷したりしている例が少なくありません。椎間板とは、背骨と背骨の間にあってクッションの役割を果たしている部分のことです。加齢や激しい運動などが原因でこの椎間板が変形すると、周辺の神経を圧迫して腰痛を引き起こします。腰痛で整形外科を受診した場合、いきなり手術をするのではなく保存療法を実施するのが普通です。消炎鎮痛剤などの飲み薬や外用薬を使った薬物療法の他にも、運動療法や装具療法などが実施されます。温熱療法やマッサージ療法もよく行われています。神経ブロック療法は痛みが強い場合に実施する治療法です。こうした保存療法でも症状が改善しない場合には、手術で根本治療を目指すことになります。椎間板が変形している症例では手術をすることで腰痛の原因が取り除かれるため、症状の劇的改善が期待できるのです。従来の手術では大きく切開するため負担も決して小さくはありませんでした。新しい手術方法では内視鏡を使用し、切開幅も小さいため負担が軽くなっています。

内視鏡下手術の進歩

こうした脊椎固定術と呼ばれる手術のうち、内視鏡を使って行なう方法にもME-PLIF/TLIEとXLIFの2種類があります。いずれも内視鏡とX線透視装置を使う点では共通しますが、内視鏡を入れる方向が異なります。ME-PLIF/TLIEでは背中側を切開するのに対して、XLIFでは側面から切開して内視鏡を挿入するのです。XLIF最大のメリットは、背中側の筋肉や神経を傷めずに手術ができる点にあります。患者さんへの負担が軽い点では背中側からのアプローチでも同じですが、術後の安定性という点でXLIFに優位性が認められます。損傷した椎間板を取り除き、代わりにケージと呼ばれる鳥かご状の器具を挿入するのが手術の目的です。このケージもXLIFの方がサイズの大きいものを設置できるため、脊椎の安定性が高くなります。こうした内視鏡下脊椎固定術には高度な技術が欠かせません。XLIF手術の実績が豊富な医療機関では、それだけ技術の高い医師に手術をしてもらえます。保存療法でも腰痛が改善しない人は、手術を受ける病院の選択が重要になります。優れた医師と出会えれば、より負担の軽い方法での腰痛根治も決して不可能ではないのです。